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高齢者介護における、温度管理の重要性

高齢者は体温の調節機能が低下し、急激な環境温度の変化に対して対応できないと言われています。また、動脈硬化を患っている人も少なくないので、脳血管障害をはじめ、様々な致命的な疾患が急激な温度変化を機に発症する可能性もあります。そのため、介護の現場では、急激に体感温度が変わらないように、常に環境温度を適切に管理しておくことが、安全な介護を行う際のポイントになります。



ちなみに、介護の現場では、特に気をつけるべき場所として、浴室と脱衣所が挙げられます。入浴前に体温が下がると、入浴の際に急激な温度差を感じてしまうので、事前に体を温めておくようにしましょう。



高齢者は筋肉量が少なく、体温を保持する機能が低下しているので、介護者の体感温度以上に体が冷えている可能性が高いそうです。しかも、高齢者は温度変化に鈍感になっているため、寒さを感じにくく、自発的に身体の冷えを訴える人はあまりいません。したがって、冬場は、介護者が少し暑いと感じるくらいの室温でも、脱衣所や浴室については問題ないでしょう。



ただし、入浴後は水分補給を十分に行ってください。入浴後は「暑い」と訴える利用者もいるかもしれませんが、クーラーで冷やしてしまうと、体表の温度のみを急激に下げてしまうため好ましくありません。少し冷たい程度の水を飲んでもらい、暑さが落ち着くまで休んでもらうほうが、急激な温度変化を生じさせずに、身体を冷やす上では効果的です。温度管理の重要性は、文末のリンク先にも書かれているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。>>>http://koreisha-mamoru.com
# by yakisoba29ha | 2020-11-04 08:52 | 温度変化


介護事故を未然に防ぐために大切なこと


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